救護連が行ってきた過去の活動記録の一覧です。 活動の内容や、その様子がご覧いただけます。
更新:2023年12月30日
特別展 「海―生命のみなもとー」
2023年7/15(土)~10/9(月・祝)国立科学博物館(東京・上野公園)に海ゴミモンスター君らが出張しました。
2023年夏に国⽴科学博物館で開催された「海展」の海洋プラスチック汚染を取り上げたコーナーに救護連で作成した「海ゴミモンスター君、海ゴミバード君」が展⽰されました。
モンスター君とバード君は海岸で拾った多彩なごみで出来ています。よく見るとそこに見覚えのあるプラ製品がちりばめられていることに気づくでしょう。海に流失するのは使われているプラスチックのごく一部ですが、そもそもあらゆるものにプラスチックが使われているため、その量は膨大です。限りなく押し寄せてくる海ゴミを見ると、プラスチックに囲まれた今の⽣活が持続可能とは思えません。
海ゴミモンスター君たちにはこれからも海ゴミ問題の啓発大使として、頑張ってもらおうと思っています。
*特別展「海 ―生命のみなもと―」は会場を移し、
2024年3月16日(土)から6月9日(日)まで名古屋市科学館(愛知・名古屋市)でも開催されます。
https://umiten2023.jp/
更新:2023年12月30日
6/10毘沙門海岸でゴミ拾いしました。
三浦市の南端に位置する毘沙門海岸は自然豊かな海岸です。ハマダイコンなどの海岸植生、シギ・チドリ、海鳥の観察もできるこの海岸で救護連は年1回ほどゴミを拾っています。東京湾と相模湾が出会う地点であり、漁業、釣りごみ、農業ごみ、ペットボトルなどの生活ごみと多彩なごみが拾えます。ハングルや中国語が記されたペットボトルやプラ容器はどこから来たのか、想像するのがちょっと楽しい。
岩礁にトビが集合していたので潮が引いた機会に見に行くと、ウミガメの死体が漂着していました。こんな腐肉もきれいに処理してしまうトビはまさに掃除屋ですね。沖にはオオミズナギドリの群れも見られました。
毘沙門海岸は車両は道路終点までしか入れず、ゴミは人の手で回収するしかありません。この日7人が4時間余りで集めたゴミは70L袋×9,45L袋×4、缶、電球などがレジ袋×2、袋に入らない大型ごみ(浮き×4、ポリタンク×1)に達しました。ゴミはあらかじめ連絡しておいたかながわ海岸美化財団に回収していただきました。
更新:2012年11月26日
11月18日、相模川調査をおこないました。
前日はかなりの雨が降り実行が心配されましたが、天気予報どおり晴天!
暖かいくらいの一日でした。
今回も、私たちの普段の行いに助けられました(笑)
川の水量は少々大目でしたが、川面も静か、水も綺麗に澄んでいました。
高田橋周辺は、夏に比べると人出は少ないですが、それでも沢山の人が遊びに来ています。
今はアユの禁漁期間ですが、釣り人もけっこういました。
鯉を釣っているそうです。 お孫さんを連れて親子3代で来ていらっしゃる方もいました。
落ちている釣り針釣り糸類はそれほど多くありません。 下流では、川の水量が多くて水際を探しにくかったこともあり、ゼロポイントも。
それでも釣り人がいる周辺では、岸辺や水中で切れた糸や針を見つけました。
今後、今年の3回の調査での拾得物の仕分け作業をします。
釣り針と釣り糸を切り分け、種類ごとに分けて質量を計測します。
そしてそのデータを視覚化して野鳥の釣り糸被害を減らすためにイベントなどで展示していきます。
更新:2012年11月25日
ジャパンバードフェスティバルに参加しました。
『防ごう!野鳥への釣り針・釣り糸被害』と題して、相模川の釣り針・釣り糸調査の報告です。
今年は、つり方による残っている釣り糸・釣り針の質量の違いを明らかにし、
環境にやさしいつりの方法も考えてもらえるよう、展示しました。
沢山の方が見に来てくださり、別の場所での様子などお話を伺いました。
更新:2012年11月12日
10/20の横浜市『金沢いきいきフェスタ』に出展しました。
救護連のブースのテーマは『トンビにあぶらげとられるな!』
ここ海の公園や湘南地域では、トビにお弁当などを取られるトラブルが多発しています。
しかし、もともとトビは臆病で人を襲う習性はありません。
人が餌付けをしたことがきっかけで、人の手から取るようになったと考えられています。
そして、今、取られた!と思っても、それはトビにとっては餌付けされているのと同じこと。
トビに食べ物をやるのはもちろん、トビに取られないようにすることも大切な対策です。
そんなことから、トビに取られないための秘伝を伝授しています。
人間と野生動物がよい距離を保って、共生していきたいものです。